ムーグ、ボーイング787搭載の自社製品に関して ANAと長期サポート契約を締結

2015年3月30日

日本ムーグ株式会社

 

ムーグ社(Moog Inc.、本社:米ニューヨーク州イーストオーロラ、NYSEコード:MOG.A、MOG.B)と全日本空輸株式会社(ANA)は、ANAが保有するボーイング787に搭載されたムーグのフライト・コントロール・システムおよびその関連製品のサポートに関して、10年間の包括的な独占契約を締結しました。この契約内容には保守、予備部品、ストック管理、現地技術サポートが含まれます。

ボーイング787の主要フライト・コントロール・システムおよびハイリフト・システムのサプライヤーであるムーグは、このたびアフターマーケット・サポート・ソリューションの内容を一新した「トータル・サポート・プログラム」の販売を開始しました。このプログラムは、ムーグ製品の包括的なサービスを航空会社に提供することを目的としています。

ムーグの商用航空機サービス部門のゼネラルマネージャーであるマーク・ブルックス(Mark Brooks)氏は、次のように述べています。
「全日本空輸様が、保有するボーイング787に搭載されたムーグ製品に対してトータル・サポート・プログラムを導入すると決めてくださったことは、ムーグにとって大変嬉しいことです。ムーグの信頼性の高いメンテナンスと在庫管理サポート、そして卓越した水準のサービスを、今後10年間に渡って全日本空輸様に提供できることを楽しみにしています。」

ANAは日本最大規模の航空会社で、国際線70路線以上と国内線130路線以上を運航し、約240機の航空機を保有しています。ボーイング787のローンチカスタマーでもあるANAは、同型機の購入台数が34機と、お客様の中で最も多く、さらに49機が既に発注済みとなっています。

ムーグについて

1951年に設立されたMoog Inc.(本社:米国ニューヨーク州イーストオーロラ、ニューヨーク証券取引所上場:MOGA / MOGB、www.moog.com ) は、精密制御機器/システムの設計、製造、構築を世界規模で展開する企業です。ムーグの高性能システムは、航空機、人工衛星、宇宙船、打ち上げロケット、一般産業用機械、風力発電機、蒸気・ガスタービン、鉄道車両、試験機、医療機器などの制御に利用されています。日本ムーグ株式会社は、Moog Inc.の完全子会社として1970年に設立され、Moog Inc.の機器とシステムの日本国内での開発、製造、販売、サービスを行っています。
詳細は、www.moog.co.jp をご参照ください。

【本件に関するメディアの方のお問い合わせ先】

日本ムーグ株式会社 マーケティンググループ
担当:ギャリー・インウッド(日本語でどうぞ)
〒231-0062 横浜市中区桜木町1-1-8 日石横浜ビル14階
TEL:045-680-2502 FAX:045-680-2509
Email:marketing.japan@moog.com

以上

米ムーグ社発表プレスリリースの抄訳です。