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製品紹介:
丈夫で精密なD672サーボ弁は重工業用途に最適
文書:Jürgen Hutzler(ドイツムーグのシニア製品エンジニア)
D672サーボ弁:3段(電子フィードバック式メイン段、
ServoJet® パイロット段)
ムーグのサーボ弁の設計は、お客様のモーション制御用途と個別用件の理解、現場知識、そして革新的な技術に基づいて行っています。
ムーグの新製品であるD672サーボ弁も例外ではありません。この3段NG16サーボバルブは、メイン段に電気フィードバックを有し、NG06パイロット弁にはServoJetR パイロット段を採用しています。パイロットとメインのクローズドループ制御用のデジタルエレクトロニクスはパイロット弁に内蔵されています。
D672サーボ弁は、以下の特長により、製鉄所などの厳しい環境に特に適しています。
- 高い動的特性
- 丈夫でゴミに強い構造
- 流量特性を用途別に合わせられる
丈夫な弁構造
パイロット弁とメイン段の両方とも弁本体が球状黒鉛鋳鉄製で、スプール/ブッシングユニットは硬化鋼製でOリングを使用しておらず、AポートとBポート用の圧力ポートPは弁本体中の開口部とブッシングとの間のジョイントによってシールされているだけです。このため、ブッシングの外側だけがOリングでシールされています。このOリングは、負荷変動に起因する低圧と圧力ピークにさらされるだけです。
D672は、ゴミに強いServoJet® パイロットステージを使用し、Oリングを使用しない焼入れスプール/ブッシングユニットがパイロットとメインステージの両方に採用されているため、最新のISO要件を満足する、寿命が長い、丈夫な弁となっています。
個別の性能要件に対応
最新の弁エレクトロニクスにより、弁飽和を補償して標準線形特性とすることも、お客様の個別用途に合わせて特性曲線とすることもできます。

流量対信号カーブ
新しいポートパターン
D672サーボ弁は、世界の製鉄所で最もよく使用されているD791サーボ弁の次世代モデルです。ただし、D672はISO 4401-07-07-0-02に準拠した取り付けパターンであり、D791はISO10372-06-05-0-92に準拠した取り付けパターンとなっているのでご注意ください。既存の用途においてD791をD672と交換する場合は、マウンティングマニフォールドブロックを使用することで、取り付けパターンの違いを簡単に克服できます。
付録:D672サーボ弁の技術データ

著者について
Jürgen Hutzler は、パイロットD670を搭載した新製品NG 16/25サーボ弁の開発など、サーボとサーボ比例弁(D661、D662、D665)の新製品開発を担当するシニア製品エンジニアです。



