プロペラスリップリング


固定翼プロペラ機では、機体側発電機から回転するプロペラに除氷用の電源を伝送するために、専用のスリップリングが使用されています。こうしたプロペラには着氷を防止するための加熱機能が搭載され、飛行中や悪天候の際には地上でも使用されます。

稼働するユニットの寿命は、リングとブラシの材料を正しく選択し、各リングの表面仕上げを非常になめらかにすることで最大化できます。一般的な耐用寿命は、1200rpmで1500時間を超えます。これは、1億回転以上に相当し、この間、ブラシとブラシブロックを交換する簡単な作業以外にメンテナンスは必要ありません。

ユニットは、お客様の要求に基づき、個々のアプリケーションに合わせて設計します。

通常、こうしたスリップリングは、プロペラシステムのメーカーに供給されます。ムーグには長い歴史があり、当社の製品は、以下に挙げるプログラムで使用されています。

- ジェットストリーム
- フォッカー50
- サーブ340
- グラマン
- サーブ2000
- デ・ハビランド・ダッシュ8
- ロッキードマーティンC130J
- ATR42
- エアバスA400M

特長

  • ブラシの摩耗が少ない
  • リングとハウジングを統合化
  • ベリリウム不使用
  • メンテナンスの必要性が少ない、ブラシ交換可能
  • ダイヤモンド旋削仕上げのスリップリング

 

プロペラスリップリング技術データシート