風力向けスリップリングソリューション

ムーグのスリップリング、フルードロータリーユニオン(FRU)、光ファイバーロータリージョイント(FORJ)やマルチプレクサを使用すれば、過酷な条件下でも電力およびデータ伝送を確実に行えます。今や、これらの製品は風力発電業界におけるデファクトスタンダードとなっています。

ムーグはスリップリング市場の世界的なリーダーです。ムーグの卓越した技術に基づくファイバーブラシは、1億回転を超える長寿命を誇ります。このブラシは潤滑不要で、摩耗くずの発生が減りメンテナンスを最小化できる点が大きな特徴です。また、ブラシの使用温度範囲と包装は、風力発電に要求される過酷な使用条件を満足するようになっています。さらにムーグは、光ファイバー式、マルチプレクス式および非接触式のソリューションも提供しています。

回転するハブを介して電力と信号を伝送する理由はいくつもありますが、最も一般的な目的は、ブレードピッチ機構に電力を供給し、制御を行うことです。

  • 油圧式ピッチ制御システム:スリップリングとフルードロータリーユニオンを組み合せることにより、信号の多重化、送電および油圧動力の伝送を行い、ブレードピッチの油圧制御を行います。
  • 電動ピッチ制御システム:スリップリングと高出力回路を組み合せることにより、信号および電力を伝送し、ブレードピッチの電動制御を行います。
  • 直動システム:高出力のスリップリングによって大電流を伝送し、ローターコイルの付勢を行います。

また、ローターブレードにセンサーを組み込み、ブレードの状態をリアルタイムでフィードバックするシステムの検討がブレード設計者の間で広く行われています。この種のセンサーの場合、信号に対する回転の影響を除去する手法が必要となります。

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