カスタム仕様の電動ピッチ制御ソリューションの例

ムーグは、例えば以下のような仕様(性能と構成)のブレードピッチ制御システムを提供することができます。

 
出力軸最大速度 10.0 deg/s
モーター定格出力 5.2 kW
保護 IP65および落雷保護

マスタードライブユニット

マスタードライブユニットは、タービンメインコントローラから受け取ったコマンドをユニットA内のモータードライバに送信します。また、マスタードライブユニットは、スレーブユニットに対してコマンドを送信し、リモートメンテナンスを可能にするための通信リンクを備えています。

 
タービンコントローラ
  • タービンメインコントローラとの通信
  • サーボドライブとのシリアル通信
  • ロジック制御
  • データログ管理
  • リモートメンテナンス
モータードライブ バッテリー寿命を改善する充電管理
電源> 3相交流400V(20A)、半導体スイッチング(衝撃の防止)
スレーブドライブユニット マスタードライブユニットには、1つのスレーブドライブユニットが含まれます。

スレーブドライブユニット

スレーブドライブユニットは、モータードライバを制御するために、マスタードライブユニットからのコマンドを送信します。基本的にはマスタードライブユニットと同じですが、最上位レベルの通信機能は備えていません。スレーブドライブユニットのうちの1つは、マスタードライブユニット内に格納されています。

電動アクチュエータ(EMA)

このアクチュエータは、ブレードの角度を変更するための駆動力を発生します。ACサーボモータ、減速装置、電磁ブレーキおよびその他のコンポーネントから構成されます。

 
ACサーボモータ Moog G465(自然冷却)
ブレーキ 暴風時用ギヤボックスを内蔵
減速ギヤ方式 遊星型、Plano-centric型

ブレード角度センサー

ブレードの角度を直接モニタリングするセンサーです。

エネルギー貯蔵ユニット

非常時用の電源となります。各モータードライブユニットには、1台のエネルギー貯蔵ユニットと充電器が含まれ、停電時に運転を可能にする十分な電源を供給します。半導体スイッチの使用によって停止動作の制御を可能にし、停止時にブレードにかかる応力を低減します。

スリップリング

ナセルから回転ハブ内のモータードライバへ電源と制御信号を伝えるための回転式コネクタです。

 
接点タイプ ファイバーブラシ
信号回路 18 – 72 (各10 A)
電源回路 600Vで連続20、50、100、200、300A(RMS値)
保護 IP65
寿命 メンテナンスなしで1億回転以上

光ファイバーロータリージョイントおよびマルチプレクサ

光ファイバーシステムは、1本のケーブルにより、風車ブレードの側とナセル内の制御センターまたはタワーのベース部分との間で、複数の高速データ信号を低損失または無損失で双方向通信できます。